前回は骨折のことでしたが、
今回は脱臼について。
転んで手をついたりしたときには、
高齢者は骨折してしまいますが、
まだそれほど骨が弱くなってない人には
脱臼がおこることがあります。
脱臼は関節での、
骨と骨のかみ合わせが外れてしまうことで、
完全脱臼と不全脱臼があります。
不全脱臼は自分ではめてしまうことができるかもしれません。
完全脱臼はおそらく自分では無理です。
しかるべきところで整復し、固定しなければなりません。
我々接骨院でも整復、固定はできますが、
あくまで応急処置、その後整形外科の医師の診察が必要です。
これは骨折も同じです。
関節がはまってしまえばそれでいいか、というと
外れた時に大小の靭帯損傷が起きていますので、
これまた骨折と同じく数週間の固定が必要です。
固定して断裂した靭帯をくっつけないといけないわけです。
時々、肩とか完全に外れても自分ではめる人がいますが、
最初の脱臼時の処置がいい加減だと、
靭帯が癒合せず、ゆるゆるの関節になりますので、
習慣性になっているのです。
骨折、脱臼ともとても痛いので、
皆さん気を付けましょう!
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